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在日朝鮮留学生同盟中央本部
OPINION(264号)
  7年ぶりに行った北南首脳会談をどのようにみるか  

 去る、10月2日〜4日の3日間、朝鮮民主主義人民共和国(以下、共和国)の金正日総書記と南朝鮮の盧武鉉大統領が互いの合意に沿ってピョンヤンで会した。

 北南の首脳者会談がもたれたのは、2000年の《6.15北南共同宣言》が発表された以来7年振りとなる歴史的な会談であった。10月2日午前9時に盧武鉉大統領は初めて軍事境界線を徒歩で渡り、平壌では金正日総書記の出迎えの下、盛大な歓迎式典が催された。そして最終日となる10月4日には歴史的な《北南関係発展と平和繁栄のための宣言》が発表され、朝鮮半島に新たな歴史がそこに刻まれた。

 《6.15北南共同宣言》が発表されて以降、北南関係は過去55年間の敵対関係を一気に統一ムードへと転換させ、《我が民族同士》の精神に則ってその宣言を忠実に履行してきた。最近では一部保守勢力の反統一、反共和国の不宇宙が未だ残るものの、過半数以上の市民が《祖国統一》を祈願している。そして、今回の首脳会談の宣言文では再び『北と南は6.15北南共同宣言を守り抜き、積極的に具現していく。北と南は、「我が民族同士」の精神に則って統一問題を自主的に解決し、民族の尊厳と利益を重視し、全てをこれに志向させていくことにした。北と南は、6.15北南共同宣言を変わることなく履行していこうとする意志を反映して6月15日を記念する法案を講じることにした。』と記された。

 今回の宣言は宣言でありながらも全ての項目を実際に履行するための具体的な方法と方途が記されている。言い換えるならば、今回の宣言文が《6.15北南共同宣言》に則ったより祖国統一に近づくプロセスともいえるだろう。

 一方、今回の歴史的な北南首脳会談を日本の報道で見ていると明らかに批判的な報道が多かった。たとえば、ほんの一部にしか過ぎない反統一勢力のデモ集会を取材し、どちらの首脳がイニシアティブを握った、握ってないとか、金総書記は体が悪いだとか、前回よりも盛り上がりにかけるだとか、ひいては宣言文に日本人拉致被害者については言及されなかったなどと書く記事も見かけるほどだった。

 北南の統一問題は二つの国家が一つになるのではなく、本来一つであるべき国家が二つに『分断』されているということを忘れてはならない。

 私たちは在日朝鮮留学生として今回の宣言を熱烈に支持し、私たちも『我が民族同士』の旗印の下で在日朝鮮人運動を、『同胞学生再発掘運動』を展開し、更に多くの同胞学生と共に力強く祖国統一運動へとまい進していこう。

(李紀哲−留学同神奈川 副委員長)

 
 
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