礼節
今回は朝鮮の礼儀作法について簡単に説明します。
朝鮮は昔から儒教の国だから目上の人に対する礼儀にとても厳しいのが特徴です。
「最近の若い者は礼儀を知らん!」なんて1世の人たちに言われない様にしっかり覚えておきましょう。
では、まずは立ち振る舞いについて説明です。
私たちの先祖は、品位のある立ち振る舞いは次の9つだと教えています。
1.足取りは慎重に。目上の前では敏捷に。
2.手の動作は謙遜に。
3.目は端正に美しく。
4.口は軽くつぐんで落ち着いて。
5.声は静かに出しておだやかに。
6.頭はまっすぐに。
7.呼吸は静かで平穏に。
8.姿勢は正して高尚に。
9.顔はやさしく明朗に。
次に年長者の前でしてはならない悪い癖は次の通り。
・腕組をしない。
・後ろ手をとらない。
・頬杖をしない。
・差し指をしない。
・あくびをしない。
・大声で叫ばない。
・煙草を吸わない。
更に年長者の前で気を付けたいことは
・注意や叱言に対しては快く受け、むやみに反駁しない。
・足手まといになっても無視すること無く丁重に接する。
・酒を飲む時は目線を避け、少し横向きになって飲む。
・酒を注ぐか、酒を頂く時は両手を使う。
簡単に書くとこんなところです。
知らない人には理解しづらい部分もあるかも知れないから少し説明。
なんで頬杖がいけないかというと、朝鮮には「気さえしっかり持っていれば、虎に襲われても生き延びることができるが、
気をしっかり持っていないと豆腐にあたって死ぬこともある」というのがあって、つまり頬杖をついている状態が気が緩んでいる状態を表してるからです。
次に腕組、後ろ手が駄目な理由は、これらが仕事をしないことを意味する行動だからなのです。生涯働いてきた年長者にとっては、
その年齢にふさわしい身のこなし方で、貫禄を意味しますが、これを働き盛りの若者がやったら当然生意気だということになるわけです。
とにかく儒教の世界では目上が絶対です。だから朝鮮人は親や老人をとっても大切にするのです。皆さんは親や老人を尊敬し、大切にしていますか?
|