マダンMAX(2008.8.12-14)
ついに行われました。《マダンMAX》!
留学同夏の恒例行事であったサマーセミナー《マダン》を、3年ぶりに全国規模で開催し、参加者数も内容も、すべての面で《最高》のものにしようと、昨年11月に実行委員会が発足されて9ヶ月。
みんなの思いを込めて、行事名称も《マダンMAX》と銘打ち、全国の実行委員は準備に走り回ってきました。
そして当日、普段はバラバラで、お互い会う事も難しい260名もの同胞学生が、全国津々浦々から兵庫県ハチ高原に大集結。歌えや踊れや学べや語れの大盛り上がりの3日間でした。
来年も開催予定!
今年参加した人も、残念ながら出来なかった人も、来年も(は)絶対参加お勧めです!
ー参加者の感想から
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《<マダン>に参加して、これだけ多くの在日朝鮮人がいて、また朝鮮人として堂々と生きている姿を見て、いろいろなことを考えさせられた。在日朝鮮人の存在についてもっと知りたいという気持ちを強く持てるようになった。》
・《講演を通じて、本名や母国語、歴史を学ぶことは民族のアイデンティティーを確立する上で大切なものであるということを改めて知ることが出来た。また、私たちが当たり前のように本名を使い、朝鮮語を使うことが出来るのも、これまで闘ってきた朝鮮人の歴史があったからだということを認識することが出来た。》
・《私は在日コリアンの友だちが少ないので、今回みんなの話を聞いて自分の「在日」としての考え方が非常に浅はかだということを認識されられました。やはり日本人に囲まれて教育を受けてきた私は、思想も意識も日本人でした。日本に住んでいるのだから、深く在日の歴史を知る必要がないし、朝鮮に対する熱い想いも必要ないと思っていました。しかし歴史などを知ることによって、自分が在日コリアンであることが生まれるのだと思いました。》
・《朝鮮半島がこの60年間をどのように歩んできたのかは知っていたけど、演劇で見ると本当に苦難に満ちた歴史だったと改めて実感しました。これまでは不幸な歴史だったけど、2000年の6.15以降南北交流も活発となり、新しい時代の幕開けが始まっているのだと思います。「統一は現在進行形」だったというのを、演劇や講演を通して感じました。》
・《本当にたくさんの同胞学生がこの場に集まったことにすごく感動した。こんなにたくさんいるんだと思うと同時に、まだこの場に来ていない、来られなかった、来る機会すらなかったトンムたちが全国にたくさんいると思う。自分の民族的ルーツや歴史を知らないトンム、知る機会すらないトンムたちを留学同に誘いたい。》
ー朝鮮新報記事から
・留学同の「100日間運動」 各地方本部、実情に沿った活動/朝鮮新報
・留学同サマーセミナー「マダンMAX」 民族に触れる貴重な「場」/朝鮮新報
・留学同「マダンMAX」 「民族」「祖国」を考える「場」/朝鮮新報
・写真集
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