《日本と朝鮮半島の<次代>を創る学生フォーラム2007》
私たちは朝鮮人学生と日本人学生が、日本と朝鮮半島の真の友好関係を構築するため、学生の立場から様々なアクションを起こしていこうと、《日本友好学生の会》を関東、関西、広島で結成し、様々な活動を行ってきました。
今回、日本と朝鮮半島の「次代」を創る学生・若者たちが、日朝の真の友好関係を構築するために何をしなければならないのかを考え、実践する契機とすることを目的に、関東(東京)、関西(京都)、広島、愛知、福岡の全国5箇所で、「日本と朝鮮半島の<次代>を創る学生フォーラム」を開催することになりました。
学生だけでなく、多くの方に参加していただければと思っています。
是非、ご参加下さい!!
公式ブログ
<<関 東>>
【企画概要】
○日 時:2007年12月23日(日) 13時開場、14時開始
○場 所:一橋大学国立西キャンパス 別館
○参加費:500円(交流会は別途)
【企画内容】
1)パネルディスカッション「北東アジアの平和と安定に必要なものとは何なのか」
○パネラー:韓東成氏(朝鮮大学校教授)
浅野健一氏(同志社大学教授)
未定
2)分科会
○「日朝関係の現状と課題」(未定)
○「メディアでは伝えられない朝鮮民主主義人民共和国」(浅野健一氏)
○「朝鮮半島の現状と展望」(韓東成氏)
※フォーラム終了後参加者交流会を企画しております。ぜひご参加ください。
*行事日程
13時 開場
14時 開会
14時10分 パネルディスカッション
15時40分 休憩
15時50分 分科会
17時20分 休憩
17時30分 閉会
18時 交流会会場へ移動
18時30分 交流会
<連絡先>電話:03-3818-5359
メール:corea_japan_friendship[ ]yahoo.co.jp ([]には@をご記入ください)
<<関 西>>
【企画概要】
○日 時:2007年12月23日(日) 14時開始 (19時30分終了予定)
○場 所:京都大学
・第1部、第2部:京都大学 法経第四教室(本部構内・法経会館内)
・第3部 :京都大学 吉田食堂(吉田南構内)
○参加費
・ 第1部、第2部:500円
・ 第3部 :1,500円
※ 全参加で2,000円
【企画内容】
1)第1部 パネルディスカッション〔14:00〜〕
「日本と朝鮮の関係を考える〜植民地主義克服の視点から〜」
○パネラー:藤永壯氏(大阪産業大学教授)
○パネラー:中野敏男氏(東京外国語大学教授)
○コーディネーター:庵逧由香氏(立命館大学コリア研究センター専任研究員)
2)第2部 実践報告〔15:50〜〕
〜朝鮮学校を支援する活動など日朝友好の活動に取り組む大学生数名によるトークセッション。
(朝鮮学校を支援する活動、「従軍慰安婦」問題に関する取り組み、ピョンヤン訪問報告、など)
3)第3部 交流会(立食パーディー)〔17:30〜〕
〜楽器演奏など、様々な企画を準備しています。
<連絡先>nittyou_kansai[]yahoo.co.jp ([]には@をご記入ください)
<<広 島>>
【企画概要】
○日 時:2007年12月24日(月・祝) 13:30開始
○場 所:広島市まちづくり市民交流プラザ6Fマルチメディアスタジオ
※住所:〒730-0036 広島市中区袋町6番36号
○参加費:500円
【企画内容】
△全体テーマ:「真の日朝友好のために〜日朝関係正常化を軸に考える〜」
1)第1部
○基調講演「日本と朝鮮半島を取り巻く情勢と今後の展望について」
*講師:浅井基文氏(広島平和研究所所長)
○特別報告
@「日朝友好学生の会訪朝団」報告
*報告者:山根美紀氏(龍谷大学大学院修士課程2年、「日朝友好関西学生の会」共同代表)
A「《在朝被爆者》支援の取り組み」
*報告者:李実根氏(在日本朝鮮人被爆者連絡協議会会長))
2)第2部 ディスカッション
○テーマ:「日朝友好のために−私たちの取り組むべき課題とは何なのか?」
*ロビー展示「ピョンヤンの人々、ソウルへおでかけ」を行います。
<<愛 知>>
【企画概要】
○日 時:2007年12月22日(土)14時開場14時半開始(19時45終了予定)
○場 所:名古屋大学 野依記念学術交流館(地下鉄名城線 名古屋大学駅 徒歩5分)
○参加費
・1・2部:500円(資料代)
・3部:1500円
【企画内容】
1)第1部 パネルディスカッション
○全体テーマ
「真の日朝友好の第一歩を踏み出すために〜日朝関係の<今・ここ>を考える」
○パネラー
@「日朝関係の歴史をポスト植民地主義の視点から考える」
講師:郭基煥先生(愛知大学非常勤講師 ポストコロニアリズム研究)
A「日朝関係の現在を日本の外交政策の視点から考える」
講師:河辺一郎先生(愛知大学教授 日本外交・国連研究)
△コーディネーター:小出裕さん(日朝協会愛知県連合会 事務局長)
2)第2部 学生実践報告
○愛知大学河辺一郎ゼミ有志・特別報告「『北朝鮮報道』は国民に何を隠しているのか」
○日朝友好学生の会紹介と報告 ※会活動、「日朝友好学生の会訪朝団」報告
報告:原民樹さん(日朝友好関西学生の会、立命館大学国際関係学部4年)
3)第3部 参加者交流会と写真展
○立食パーティーと「ピョンヤンの人々、ソウルへおでかけ」写真展
<<九 州>>
【企画概要】
○日 時:12月15日(土) 13:30開場 14:00開始
○場 所:福岡サンパレス 4階 第3会議室
※住所:〒812-0021 福岡市博多区築港本町2-1
※TEL:092-272-1123(代))
○参加費:500円
【企画内容】
1)基調講演:「日本と朝鮮半島の<次代>へ向けて」
○講師:岡本雅享氏 (福岡県立大学准教授)
2)実践報告 「活動の現場から」
○報告者
・朴泰竜氏(「南北コリアと福岡のともだち展」事務局長)
・荒木裕子氏(「在日コリアン無年金福岡裁判を支援する会」)
・森類臣氏(同志社大学、2007年度日朝友好訪朝団参加)
※報告者は都合により変更の場合があります。
3)「日朝友好九州学生の会」発足アピール
※ 終了後、移動して交流会を行ないます。
【企画趣旨】
現在、朝鮮半島を取り巻く情勢は、六者協議における米朝関係の進展や、二回目の南北首脳会談開催に見られるように、大きく変化しています。今、地球上最後に残ったといわれた朝鮮半島の冷戦構造は崩壊へと向かい、東北アジアの平和と安定に向け、その構造は大きく変わろうとしています。
その一方で日本政府は、今年10月13日、朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮)に対する制裁措置を延長するなど、依然として対朝鮮敵視政策に固執しています。
また、「慰安婦」問題や靖国神社参拝問題に見られるように、日本の歴史認識を巡っての対立は未だ解消されておらず、日本に対するアジア諸国の不信とわだかまりは依然として消えていません。
朝鮮半島をはじめとした東北アジア地域が、平和と安定に向けその構造が大きく変わろうとしている中、日本の動きは、世界的時流に対して逆行しているといわざるを得ず、本来私たちが志向すべき日朝友好関係の構築とは対極にあると言えます。
今こそ私たちは日朝平壌宣言の精神に戻った上で、過去の歴史と真摯に向き合い、真の日朝友好関係を構築していく必要があるのではないでしょうか。
私たち「日朝友好学生の会」は、過去の歴史を直視し、日朝間に横たわる様々な問題と真摯に向き合い、歴史の共有と克服、関係の正常化と真の友好関係を構築するため、様々な活動を行ってきました。
私たちは今、過去の「暴力」と「憎しみ」の歴史を二度と繰り返さず、新しい未来を創造するために、
「友好の哲学」を模索することが求められていると考えています。
そこで私たちは、日本と朝鮮半島の「次代」を創る学生・若者たちが、日朝の真の友好関係を構築するために何をしなければならないのかを考え、実践する契機とすることを目的に、全国5箇所で本フォーラムを開催することになりました。
本フォーラムが、私たち日本人と朝鮮人の両者にとって、それぞれの立場性の違いの上で、いかにして日朝の新しい、真の友好に満ちた歴史を創造できるかを模索していける場になると確信します。
日朝友好学生の会 |