《友好の哲学》創造への道 〜日朝友好スタディツアー もう一つのヒロシマから考える〜
去る2007年2月22日から24日にかけて《日朝友好関西学生の会》と《日朝友好広島学生の会》の共催で《日朝友好スタディツアー 〜もう一つのヒロシマから考える〜》が行われた。
《国際平和都市ヒロシマ》の裏側で隠され続けてきた加害の歴史を知ることで、日朝友好を考えようと企画されたツアーは非常に濃い3日間だった。
スタディツアー初日は《軍部・ヒロシマを歩く》をテーマに、《ヒロシマ平和記念資料館》の見学や、李実根先生(在日本朝鮮人被爆者連絡協議会会長)の講義、平和公園内・広島城周辺フィールドワーク。
二日目は《朝鮮人強制労働の跡地を歩く》をテーマにした呉市内のフィールドワーク。
三日目には広島市立大学平和研究所・所長、浅井基文先生の講義と、今の広島の現状を知るには格好のツアーとなった。
また夜毎行われたグループ別ディスカッションでは、日朝両学生が膝を突合せ朝までお互いの友好やこれからの展望を語り合った。
《日朝友好》を語る上で、とても重要な課題が浮き彫りになった今回のツアー。
この課題を克服するため、これからの《日朝友好学生の会》の活動がとても重要だと感じされられた三日間だった。
(留学同中四国 権鉉基委員長) |