≪医療・福祉フレッシュセミナー2012≫

　6月30日～7月1日に7回目となる≪医療・福祉セミナー2012≫が横浜で行われました。

　今回は『学校保健』がメインテーマとなり横浜初級学校では実際に医協の先生方による学年別の保健授業が公開されました。ここには留学同活動はもちろん、≪KS医療・福祉ネット関東≫で活躍し、卒業した先輩たちも先生となり授業を行っていました。終了後各地でウリハッキョ保健授業に携わっている先生方によるシンポジウムが行われ、夜は横浜中華街で交流会が持たれました。

　二日目は在日同胞医療に関わっている2名の先生方がどのような思いで在日同胞医療に関わっているかを聞き、参加者たちは真剣に耳を傾けていました。

　またセミナー終了後には八景島にある海の公園でバーベキューが行われました。

　全てのプログラムを通じて学生と若手医療人の先生方が交流を深め、同胞医療の可能性を語り合う素晴らしいセミナーとなりました。

　今回初めて参加した留学同の学生は、「横浜朝鮮初級学校での学校保健賢月では、ウリハッセン（学生）のために従事する同胞たちの輝く姿に心をうたれました。保健室の設置が難しい朝鮮学校でいかに学校保健を継続して行っていくのか、またそのための課題は何か、などのお話を聞き、今まで見ていなかった世界に目を向ける良いきっかけとなりました。」と保険授業と同胞医療の重要性を学んだようでした。

　今後も≪KS医療・福祉ネット≫では、医療系学生たちのネットワークを広げ、ウリハッキョや同胞のための人材として準備していく活動を活発に繰り広げていきます。