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在日朝鮮留学生同盟中央本部
 
≪コチュカル通信≫280号
     
 
留学同専任イルクンが見た2012年4月の共和国


 
   
 

 2012年4月・・・それは金日成主席生誕100年になる朝鮮民族の闘争の歴史において一つの大きな転換を迎えた瞬間である。
 
2008年以降朝鮮民主主義人民共和国では人民が世界をうらやむことの無い≪強盛国家≫建設のために人民たちが一心団結してきた。今回、祖国の様子を目撃した留学同専任イルクンの感想を紹介する。

   
 

★金日成主席生誕100周年を祖国で迎え〜留学同中央文化宣伝部長兼留学同埼玉委員長 李全美★

  金日成主席生誕100周年になる2012年4月は朝鮮民族にとっての一大慶事である。この日を祖国で迎えられるとは夢にも思わず出発前から私の心は高鳴る反面、12月に金正日を亡くすという悲しみを受け、祖国が失望しているのではないかと危惧する気持ちもあった。

  しかし、3年ぶりに訪れる祖国はそのような私の心配を見事に裏切るものだった。総書記の遺訓である強盛国家建設のために人民たちは悲しみを力に変え力強く前進していた。新しい建築物も数多く建設されているだけでなく車の通行量も増え、太陽節一色の装飾がいたるところにきらびやかにされていた。

  4月15日には閲兵式という国家行事に参加する栄誉を得た。多くの人民、海外同胞、進歩的な世界各国の人々が参加する中で愛国歌が流れ共和国の旗がなびいた。それを見た同胞たちが目頭を押さえる姿は植民地時代の困難から解放を迎え、自分たちの国家を建設してきた朝鮮民族の想いを理屈を超えて感じた瞬間であった。そして初めて金正恩第一委員長が全人民の前で行ったスピーチは私の心をただただ熱くさせた。

  日本では相変わらずマスコミによる「北朝鮮バッシング」、人工衛星発射に伴う厳戒態勢(軍事費を拡大するため、戦争を起こすための国づくりでしかない)の中で絶望しか感じられない1か月だったと聞く。そのような中、喜びだけを胸に祖国の息吹を胸いっぱいに吸い込めたことがとても嬉しく、また在日朝鮮人運動を担っていく一員として責任を感じた。

  また一か月間今までになく祖国の人民と時間を共にすることが出来た。人民たちは楽観的でありながらも総書記の歌を口ずさむと目を潤ませ、在日同胞が受けている弾圧について一緒に胸を痛めてくれていた。その一つ一つが単なる単語としての「祖国」ではなく本当の意味での祖国を取り戻していく過程にいることを感じた。

  この素晴らしい祖国訪問で感じた多くの事を一人でも多くの同胞学生と共有できるようにこれからも在日朝鮮人運動に邁進していきたい。

 

★銀河水(ウナス)管弦楽団の金日成主席生誕100周年記念公演を通して〜留学同京都民族圏部長 高明愛★

  私は歴史的な2012年4月、3度目の平壌を訪れた。2012年までに強盛国家の大門を開くという目標を掲げ、4月15日の金日成主席生誕100周年に向けて街中活気に満ち溢れていた。太陽節100周年にちなんだイベントが数多く開催され、多くの観光客が平壌を訪れていた。

  私たちは、その内の一つであるウリナラ管弦楽団トップクラスのウナス管弦楽団の演奏を直接聞けるという幸運に恵まれた。しかも、金正日総書記が太陽節100周年を記念して残してくれた人民劇場という最高の劇場で。

  公演は太陽節100周年記念公演ということで、金日成主席が朝鮮民衆を奮い立たせ、「打倒帝国主義」のスローガンの下抗日武装闘争に立ち上がった歴史からその生涯を追い、その精神が今も引き継がれているという内容のものであった。まさに、朝鮮民族が歩んだ100年史である。オープニングから≪同志愛の歌≫、≪海岸歩兵の歌≫と続くうちに一瞬にしてその世界に引き込まれ、特に終盤で歌われた≪金日成主席に捧げる歌≫では、涙を耐えることが出来なかった。

  人民たちは今、昨年12月に金正日総書記を亡くした悲しみを耐えながら、だが確実に前を向いて日々闘っている。4月15日の金正恩最高司令官の演説でもあったように、朝鮮民族の闘争100年史をしっかりと振り返り、祖国の人民たちはまた新たな100年史を「最後の勝利に向かって前に」歩みだしている。私たちにとっての「勝利」とは何なのか。また改めて自分自身に問い直すこととなった。

 
     
 
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