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在日朝鮮留学生同盟中央本部
 
  
 
  《留学同通信》No1  
   
  朝鮮学校への「高校無償化」制度適用を求め文科省に要請!  
     
 

2012年4月に施行されたいわゆる「高校無償化」制度が依然として朝鮮学校には適用されないという差別的状況が続く中、去る11月27日に留学同のメンバー7人が文部科学省を訪れ、要請活動を行いました。

まず、内閣総理大臣、文部科学大臣宛の要請書を提出した後、2万筆の署名とともに、日本全国で集めた2,000枚の「無償化」適用を求めるメッセージカードを届けました。

この間留学同でも「高校無償化」の即時適用を求め様々な運動を行ってきたのですが、去る12月28日に下村文部科学大臣が朝鮮学校には「高校無償化」制度を適用しないことを公式に記者会見で発表するという暴挙に出ました。

このような露骨な在日朝鮮人差別に対して、これからより一層力強く闘い、必ず権利を勝ち取りましょう。


−要請に行ったトンムの一言−(留学同東京)
今回で二回目になる文科省要請では、様々な思いがありました。
初めて訪れたのは高校二年の時。あれから二年がたった今回、まさか自分が大学に入るまで、この「無償化」問題が続くとは正直思ってもみませんでした。
もうこれ以上、後輩たちの悲しい顔を見たくないし、後輩たちに深い傷を負わせたくないという思いで要請行動に出ました。

田中文科大臣(当時)は、高一の時に東京朝高を見にきました。私は、田中大臣を信じているし、この思いを是非大臣に伝えてほしいと文科省の官僚に伝えました。

今回の要請を通して、当たり前なことが当たり前ではなくなっているということを改めて深く感じました。
また、人々に平等にあるべき学ぶ権利が奪われ、辛い思いをしている子達がいるなか、同じ感情のある人間として、また卒業生として、これからも声をあげていかねばならないと感じました。

 
     
     
     
 
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