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在日朝鮮留学生同盟中央本部
 
  
 
  《留学同通信》No4  
   
  第31次留学同祖国訪問帰還報告  
     
 

祖国での出会い
祖国訪問中、さまざまな人と出会う機会があった。その中でも特に印象的なのは大徳山哨所での軍人さんたちとの交流だ。大徳山哨所は、朝鮮半島を分断している軍事境界線からもっとも近い軍隊であり、そこにいる軍人さんたちは、まさに最前線で戦っていると言える。 正直、交流する前は「軍人」というだけで緊張感を抱いていたのだが、いざ交流の時間が始まると、その勢いに負けてしまうくらいパワフルでクオリティの高い公演を披露してくれ、一緒に歌を歌い、またいろんな話もした。その際、私と話していた軍人さんはウリマルを話せない私に一生懸命ジェスチャーをしてくれたりして、コミュニケーションをとってくれた。そんな楽しい時間を過ごす中で、「どうして軍人になろうと思ったか」と聞くと、「民族のために」「統一のために」と答えてくれた。
別れのとき、「統一したら会いましょう」と握手をされ、なんとも言えない気持ちになった。この人たちは、統一や民族のために命をかけて闘っているんだ、と。交流の時間をともに楽しく過ごした軍人さんが、そう言ったときの顔が私は忘れられない。同じ歴史を背負う同じ民族が、民族のために命をかけて闘っているのに、私は何をしているんだという気持ちになった。この出会いがとても印象的で、絶対また会いに来たいと思った。
初めての祖国訪問を通して、さまざまなことを考えた。自分と共和国とのつながり、これからどう生きていくのか、どう生きていくべきなのか。日本で生活しているとなかなか考えられないことを、祖国訪問で過ごした18日間、考えることができた。
私にとって人生でとても大きい経験になった。また行きたいと考えている。来年ぜひ一緒に行きましょう!


祖国訪問で得たもの
8月17日、私は生まれて初めて祖国を訪れた。祖国訪問で得たものは多いが、もし一言で表すならば「自分に対する肯定」だと思う。
私は留学同に出会うまで、「民族」に一切関わってこなかった。だからこそ、悩み苦しみながらも「民族」にこだわることの重要性を強く感じてきた。そんな私にとって、留学同活動は朝鮮人として生きることそのものだった。しかし、活動すればするほど「私のしていることは本当に意味があるのか」という疑問も生まれた。訪問談話で、親や友達との会話で、就職活動で…。色々な場面で感じてきた無力感や孤独感に押しつぶされそうになっていた私を奮い立たせてくれたのが、「民族」を守るために闘い続けているウリナラの姿であった。今までの活動は意味のあることなのだから、もっと頑張れと背中を押されたようだった。
「民族」を抹殺しようとする日本社会の中で朝鮮人として生きるという選択は決して楽なものではない。しかし、朝鮮民族の一員として「民族」を守るために闘っていきたいと思う。

 
     
     
     
 
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