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在日朝鮮留学生同盟中央本部
 
  
 
  ≪留学同通信≫No6 特集  
   
  私の夢、希望
 
     
 

建築家を志したきっかけはアボジ、オモニの影響でした。

両親で設計事務所を経営しており、それを見ていた私は保育園の頃から周りの子たちがサッカー選手やお花屋さん、パン屋さんになりたいとかわいい夢を語る中でひとり建築家になりたいと言っていたようです。

小学生になるとアボジが設計した生野朝鮮初級学校で過ごしたのでその思いは更に強くなりました。

年を重ねるごとに何かを生み出すことが出来る職業、自分の『跡』を長く残していける職業であるという点への憧れが強くなりました。

そして本の中の世界中の建物やテレビに映し出される様々な形の新しい建築物、完成まで200年もかかる聖堂、劇的にビフォーアフターされる家(笑)等によって建築の世界に魅了されていくのでした。

しかしアボジからいつも厳しく問われるのは何のために建築家を目指すのか、どういった建築家になるのかというものでした。

アボジの中には常に『民族』があり、『在日社会』であったり『祖国』の為に何をすべきかいつも考えているようでした。

アボジにとって重要なのは、何を生み出すかではなく『誰のために』生み出すか、自分の跡を残すためといった利己的な考えではなく『民族』にどう貢献していくかというものでした。

正直、今の自分がそこまで考えられているかと問われれば自信がありません。

4年間の大学生活の中で学校はそんなことまで教えてはくれないからです。

建築についての技術や知識は大学で習得できてもアボジのような建築に対する考えの基礎は今までのウリハッキョでの生活や留学同での活動から学ぶものだと思っています。

ただ、やはり建築にはすごく可能性を感じていて4回生になり卒業設計に取り組む今年、建築の知識をしっかりと身に付けた上で先に述べた事を考える機会が増えると思います。

卒業設計は在日朝鮮人である自分らしい作品に出来たらと考えています。

そして今後はアボジのように心に常に『民族』を持った建築家になれるよう頑張ります!

(留学同兵庫 K.S)

 
     
     
     
 
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