私は今回、初めてのマダンに参加しましたが、舞踊部出身だったこともあり、文化公演で披露する農楽の指導をすることになりました。先輩達からマダンの文化公演に関する色々な話を聞き、今年の東海の目標が優勝であるということも聞き、私はしっかり指導できるのかとても心配でした。
練習は夏休み期間、毎週3回、それに一回の合宿（プレマダン）。想像以上にハードでしたが、いつも先輩たちがみんな楽しく練習できるように色々なサポートをしてくれたのでとてもいい雰囲気で練習ができました。いつしか私も、一生懸命にやってくれているみんなのために、絶対優勝したいと思うようになりました。
でも練習は楽しいだけでなく、全員がそろうことも難しく、初めて農楽を踊るトンムも多かったので、思ったより前に進まないこともあり、しっかり踊れる水準までにできるか不安でもありました。
でも、日が暮れるまで近くの公園で練習したり、みんなやりきったという気持ちで、マダンを迎えました。本番前はとても緊張していましたが、本番では今までにない自然な笑顔でみんな踊っていて、私も自然に笑顔が出てきて、楽しく、悔いなく踊ることができました。優勝が発表されたときは、本当にうれしかったです。
私は、優勝をもらえたのはみんなの団結力とオッパ、オンニ、イルクンのオッパ、同級生など周りの人たちの力があったのが一番の理由だと思います。
この経験から、団結してみんながつながることの大切さを一番感じました。そしてこれからこのつながりを大事にして、東海だけでなく、全国の留学同が力を合わせ、良い刺激となるような活動を先輩たちと一緒にくり広げ、社会をよくするために頑張りたいと思います。

(留学同東海S.H)