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留学同結成70周年記念公演で『留学生宣言2015』を発表しました
 
 

2015年12月19日、留学同結成70周年記念公演『その日を夢見て-在日朝鮮留学生の100年』内で『留学生宣言2015』を発表しました。



(日本語訳)

 

《留学生宣言2015》

 在日本朝鮮留学生同盟が結成され70年。
日本での朝鮮留学生の歴史が始まって100余年。
この長きに渡る歴史の中で在日朝鮮留学生たちは、学生としての本分を堅持し、真理の探求と良心の実践の姿勢で、悠久なる民族史の前進に立派に寄与してきました。
 日本帝国主義による植民地時期には、その不当な支配を打倒するために数多くの留学生たちが命を賭して闘い、1945年に祖国が解放された後には朝鮮学生同盟を結成し、新しい祖国の建設と、在日同胞の生活と権利擁護に寄与しました。
 そして1948年の朝鮮民主主義人民共和国創建後は、共和国支持の立場を明確にし、祖国と民族を擁護するための闘いを展開し、総聯が結成された1955年には組織を在日本朝鮮留学生同盟に改編し、共和国の海外留学生としての立場を明確にしました。
 留学同は70年もの間、祖国の温かい配慮の下で、民族の自主的平和統一と祖国の富強繁栄、在日同胞の民主主義的民族権利を擁護するために自身の本分を全うするとともに、民族性を持てずにいる数多くの同胞学生たちの民族自主意識と民族的尊厳を取り戻してきました。
 在日朝鮮留学生の100年史は、朝鮮民族の真の解放と独立のために闘ってきた、誇り高き歴史です。
 しかし、朝鮮民族の完全なる自主と独立は、21世紀に入った今も未だ成し遂げられていません。
 大国が他の国と民族を支配し、従属させる前近代的な世界秩序は地球上に未だ存在しており、これはわが民族史の豊たな発展を直接的に阻害しています。
 外勢によって祖国が分断され、1950年からの戦争により分断が固定化されてから70年もの月日が流れた今日においても朝鮮半島は、38度線という高い壁により二つに分断されており、親米親日勢力は今もその力を失ってはいません。
 そして、朝鮮民族の主体と自主を徹底して追及する朝鮮民主主義人民共和国を、大国は如何なる手を使ってでも崩壊させようと、あらゆる制裁と圧迫を加えています。
 私たちが生きる日本では、自国が犯した過去を清算するどころか、日本の近現代史の生きた「証人」である在日朝鮮人の存在を消し去ろうと、あらゆる差別と弾圧を加えており、近年では歴史の忘却が加速度的に進み、半世紀前を彷彿とさせる反朝鮮人風潮が日を追うごとに深まっています。特に祖国とともに自主を成し遂げようとする在日同胞には、国家的で社会的な弾圧と差別を徹底して加えています。
 日本社会の差別、弾圧と、民族の分断状況の中で、同胞学生をはじめとした少なくない在日朝鮮人は、民族的尊厳を持つことができず、真に人間らしく生きる道を阻害されています。
 あまりにも高い壁の前で、希望を失ってしまいそうになります。進むべき道がわからなくなることもあります。
 しかし、私たちの理想と夢は必ず実現されるでしょう。
 それは真の解放と独立を成し遂げようとする私たちの理想が、決して妄想や幻想ではなく、100%正当なものであり、またそこに普遍的な真理が込められているからです。
 理想が高ければ高いほど、その実現は困難になります。それに反対しようとする勢力も数多く現れることでしょう。
 しかし、あらゆる困難に直面しても、最後には正義が勝ち、悪が敗れるというのは、人類の高貴な歴史が証明しています。
 正義は我々の側にあります。真理は我々の中にあります。
 あらゆる試練と難関が私たちの行く道を阻害しても、我々の祖国、我々在日同胞はこれまでも力強く闘ってきたとともに、今日も闘い続けています。
 この高貴な歴史、高貴な力があれば、朝鮮民族の真の解放と独立、そして統一を必ず実現することができます。
 その実現のための闘いに、私たち青年学生が先頭に立っていくことを固く決意します。
 祖国が無ければ、我々在日朝鮮人の真の「生」と尊厳もありません。
 私たちはこれからも、祖国と共に命を懸けて闘ってきた在日朝鮮留学生の誇り高き歴史をしっかりと受け継ぎ、朝鮮民族の真の解放と独立を実現するため力強く闘う朝鮮民主主義人民共和国の海外留学生としての立場を堅持し、その実現のために先頭に立って闘ってまいります。
 私たちが夢見るその日を、一日も早く実現するために。

2015年12月19日
日本 東京

 

 
   
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